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幸せ未来学 vol.170 昔はこうじゃなかった…

こんにちは。山桜花男です。

9月。シルバーウィーク。みなさんはいかがお過ごしですか?

ここ数日、「昔はこうじゃなかった」と嘆く記事に目が留まりました。


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■孫に遊具の手作り教えたいが■[1]

孫の男の子2人に会いたくて千葉県のマンションを訪ねたら、部屋にプラスチックの玩具が所狭しと置いてあった。

ままごとセットからミニ滑り台までカラフルで安全な作りに感心しつつ、私の子どものころがよみがえった。

遊具はほとんど自作で水鉄砲やそり、初めて見た重機を板切れで模したのが懐かしい。


ノコギリや小刀などを使うのも遊びの一部で、指を傷つけたこともしばしばだ。


おもちゃ売り場の製品しか知らない現代っ子はかわいそうだ。

あれこれ工夫して完成させる喜びを体験したことは後の人生に生きている。

孫に手ほどきしたいが、里帰りが年数回ではままならず、祖父の存在感を示す機会がない。寂しい。
-----

いかがですか? キーワードを取り出してみると…

 昔:自作、傷、工夫 → 喜び

 今:安全、カラフル → かわいそう、寂しい


子供のおもちゃの今昔に、時代の変遷を感じます。急激なる。


もうひとつの記事は…(↓)。


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■電子化でも血の通った診療を■[2]

昨年から病院通いをしている。長期の通院は40年ぶりだが、最近の病院のシステム化には驚かされる。

診察順はコンピュータ管理され、長時間待たされることもない。

私の場合、いつも支払いは自動支払い機で、薬は調剤薬局で、という流れで、無駄が全くない。

しかし、一方で、肝心の診療がパソコンに振り回されているのではないか、という疑問を感じた。


医師はパソコンから目を離さず「どうですか」と聞いてくる。

病状を電子カルテに入力するのに精いっぱいで、患者と視線を合わせようとしない。

診察らしい診察はなく、初めて振り向いたと思ったら言ったのは「次の予約はいつにしますか」だったことも。


昔はこうではなかった。

顔をじっと見て顔色や目の輝きを確認し、首筋などにも触診した。

その間の会話から生活状況や性格も考慮し、治療方針を決めていたように思う。


世はネット社会となり、患者は自分の病気について、とことん調べてくる。だから医師のの側は大変だ。

だからこそ、生身の人間として血の通った診療を求めたい。
-----

こちらもキーワードを取り出してみると…

 昔:触診、生身 → 血の通った
 
 今:管理、自動 → 精いっぱい

病院の診療の今昔にも、急激なる変遷を感じます。


■この変遷は…■

この変遷は、どうやら産業革命以来のこと。

技術革新が進むほど、そのスピードが加速されるほど、変化の度合いは激しくなっているような気がします。

コンピュータやインターネットの発達により、加速度はさらに増してきています。

その速度は速すぎて、その度合いは激しすぎて、止めることや緩めることは、誰にもできません。

このままでいいんでしょうか?

いったいどうしたらいいんでしょう?


■新しい価値観■

と、みなさんに問いを投げかけるしかないのかなあと思っていたら…。

最近のニュースで。

この夏、『50代、60代でクールビズ進展』とのこと。


時代や気候の変遷に伴う「新しい価値観(クールビズもその一つ)」が浸透し、徐々に実践されていく例かなあ、と思い。

昔に戻ることはできないけれど…、

「変遷に伴う新しい価値観は生まれてくるのかなあ」

「それがいい方向に向っていけばいいなあ。そうしなきゃなあ」

そう思うことで、今日のところは折り合いをつけることにしました。

みなさんはいかがですか?


今号も最後までご精読ありがとうございました。



◆出典・参考
[1]2011/8/28 朝日新聞 「オピニオン」10面 声
孫に遊具の手作り教えたいが 和歌山県有田市 男性 66才

[2]2011/8/29 朝日新聞 「オピニオン」12面 声
電子化でも血の通った診療を 東京都世田谷区 女性 51才


◆アンケート
今号の内容はいかがでしたか?おもしろかった、役立ったと思う方は是非クリックをお願いします(↓)
http://goo.gl/mPcx9
クリック先からメッセージを頂けるとさらに嬉しいです。


◆あとがき
残暑の中、運動会練習で熱中症のニュースも。みなさんもご注意を。


それでは、次号もお楽しみに。


【HP】~幸せ未来塾~ http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/siawase_mirai/

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幸せ未来学 vol.168 私達の忘れ物"リズム"

こんにちは。山桜花男です。

のろのろ台風がやってきました。被害はありませんでしたか?


前号に引き続き、「まなぶ、教育、学校、家庭」に関する話です。


■塾にあって今の学校にないもの■

前号の宿題。「塾にあって今の学校にないもの」ってどんなことだろう?

筆者はこうおっしゃいます。


-----
■制度が殺したリズム■[1]

それでは塾にあって今の学校にないもの、家庭で分担できると人びとが考える教育の部分、かりに全人格的教育といったものは、もっとつきつめていえば何なのだろう。

結論を先にいうと、現在の学校が潰してしまっているものは身体のリズムではないかと思う。身体のリズムを大切にした教育こそ、現代日本(そして欧米も)の教育が忘れているのではないか。

当今、学校は何よりも「制度」として存在する。教育は義務として納税の義務と並んでいる。

義務ときくと体がうきうきしてきて、リズミカルになる人はいるか。・・・(いないだろう。いるわけがない。)明治の亡霊のような「義務」の考えは、今や忘れた方がいい。

段階学習のステップがきちんと定められているから安心していられると思うのは錯覚で、一律主義についていけずに苦しむ子、いつも退屈な子がいる。ボタンのかけ違いのように学校生活をすごす子が出るのは目に見えている。

集団登校から一斉授業、カリキュラム、単元、制服、何と整然としていて美しいことか。


しかし家庭での両親は子を一人ひとり全部ちがう者として、それぞれ上手にそだててやろうと思っている。親子が制度であるはずはない。それぞれの子がそれぞれの道を歩んで、それぞれ優劣なく人生の幸せをつかんでほしいと思うのがすべての親であろう。

この子そだては、子が個別にもつ身体のリズムをうまく生かしながら、リズムをより大きく、より快く、よりたしかで力強いものにしようとしているのだと思う。それを今までやってきたのが、やはり塾だった。

(略)

つまりは、外から働きかけて身体のリズムをととのえ、いのちをリズミカルにする訓練が教育なのだろう。
-----

■義務とリズミカル■

『義務ときくと体がうきうきしてきて、リズミカルになる人はいるか?』

確かに。

「義務」は、自由が無くリズミカルではなさそうですね。


『明治の亡霊のような「義務」の考えは、今や忘れた方がいい。』

その通り。その潔い言葉に、清々しい思いすら感じます。


■みんな違ってみんないい■

一方。

『家庭での両親は子を一人ひとり全部ちがう者として、それぞれ上手にそだててやろうと思っている。親子が制度であるはずはない。それぞれの子がそれぞれの道を歩んで、それぞれ優劣なく人生の幸せをつかんでほしいと思うのがすべての親であろう。』

これも確かに。

我が家の娘2人を見ても、それぞれが独自の個性があります。

親はそれぞれに対して、それぞれにとってより効果的な「ほめ方や叱り方」を適時見つけて、育てているような気がします。


■リズミカルにする訓練■

「勉強しろ、勉強しろ」と一律に押し付けるよりも…。

「勉強はほどほどでもいいから」…、
『外から働きかけて身体のリズムをととのえ、いのちをリズミカルにする訓練』が、本当は求められている教育なんでしょうね。


ところで。

子供の前に…。
私達大人は…、「リズミカル」でしょうか?

今一度見つめ直したいものです。


もしも、誰もリズミカルにしてくれないのなら、リズミカルになる方策を自ら見つける、探すことも必要かもしれません。


「韓流スター」に熱狂する女性達。とても生き生きしてます。リズミカルになる方策を見つけちゃってるのかもしれません(微笑)。



今号も最後までご精読ありがとうございました。



◆出典・参考
[1]日本人の忘れもの〈1〉 (ウェッジ文庫)
中西 進 (著)
http://goo.gl/rH1iv


◆アンケート
今号の内容はいかがでしたか?おもしろかった、役立ったと思う方は是非クリックをお願いします(↓)
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クリック先からメッセージを頂けるとさらに嬉しいです。


◆あとがき
台風が過ぎると季節は変わっていくのかも。梨がおいしい季節ですね。


それでは、次号もお楽しみに。


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