先日知り合いのお医者さんが、びっくりしたように言ってた。
「この前、そこの銀行の支店長が40才代に代わったんですよ。
金融関係でも年功序列が崩れてるんですね。」って。
「そうですよ。そんなの2000年前後から始まってますよ。」と私。
「サラリーマンも大変ですね。」と先生。
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思えば、年功序列・終身雇用が崩れ始めてからというもの、
あっという間に広まった気がする。
「お上」からの改革は、蔓延するのが早い。
抗う力が乏しいからだろう。
昔、社員と会社は「愛し愛される」関係だった。
今、「愛してないけど愛されたい」と多くの社員は思っている。
と言う。
そして、「勝ち組」と「負け組」に分かれ、職を失う人もいる。
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今朝の朝日新聞。シリーズ「分裂にっぽん」2。
「ハローワーク」に務める「就職ナビゲーター」の話し。
厚生労働省から来ている上司から「就職率7割」のノルマを課せられ、
「声をかける人数を減らさないとダメ」と言われ、中卒者や50代など
就職先が見つかりにくい人には声をかけなくなった。
ひどい、と思いつつ、自分も1年契約の不安定な立場。
ノルマ未達で職を失うのが怖い。
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・・・あんまりだ。
何のための「ハローワーク」だ。
ここでも成果主義か?
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年功序列・終身雇用に代わって、成果主義・能力主義。
「何でも外国の真似をすればいいってもんじゃない」
改めてそう思った。
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