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競争の意義

久しぶりに、小生発行のメルマガの最新号です。


【幸せ未来学】vol.49 ~競争の意義~

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障害物競走
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「お父さんは走るの速くなかったから徒競走ではなかなか1番になれなかったけど、障害物競走でたまたまウマくいって、1番になったことがあるんだ。あの時は嬉しかったなあ。」

「ふーん」

運動会を楽しみにしている小学4年の次女との会話です。

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大切なのは?
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途中に障害や罠があって、それを乗り越えていく障害物競走は、「人生」のようなものかもしれませんね。

ただ、障害物競走は走者全員に共通な障害物が立ちはだかりますが、実際の人生では、人それぞれに障害物の数や大きさが違います。

重要なことは、その障害物を「いかに乗り越えようとするか」。
時間がかかってもいい。誰かに頼ってもいい。乗り越えようとする「意志」が大切な気がします。

4年前のアテネオリンピック。金メダリストがドーピングで失格となり、繰上げで金メダルを獲得したハンマー投げの室伏広治さん。金メダルの数に一喜一憂する世間に対してこんなコメントを残していました。

 「大切なのは、金メダルを獲ることではない。金メダルを獲ろうと努力する過程が、大切なのです。」

親子2代に渡って世界的なアスリートの言葉。含蓄がありますね。
人生の障害物競走も、乗り越えようと努力する過程が大切なのでしょう。

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学力の競争
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競争と言えば、学力の競争もあります。

国際的な学力調査「国際学習到達度調査(PISA)」では、日本は低迷を続けています。世界一はフィンランド。
福田誠治・都留文科大教授は、フィンランドの教育の神髄を2つあげています。[1]

1.正解を先回りして教えない

理科の授業では、まず実験。様々な現象を見させて、各自が仮説をたてる。自分とは違う意見にも耳を傾け、もう一度考えてみる。教師が理論を説明するのは一番最後。正解を先に教えると、その時点で思考が止まってしまう。

2.他人と競わせないこと

競争させると順位に関心が向いて、考えることの興味がそがれる。テストは各自がどこでつまづいているかを確認し、補うためのもの。

フィンランドセンター所長は、こう言います。
 「競争させて順位をつけて、何かいいことがありますか」
 「下の子はやる気をなくし、上の子は自分が優秀だと思い込む。どちらの人生にとってもいい影響はないでしょう」と。

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競争の意義?
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フィンランドセンター所長の「競争させて順位をつけて、何かいいことがありますか」という言葉。深く考えさせられます。

ここ日本では、幼いころは「学力競争」。大人になってからは「出世競争」や「売上競争」。「競争」に急き立てられているとも言えます。

「競争」していいことは、本当はあまり無いのかもしれません。「競争」に意義を求めるとすれば、
 『今の順位を確認し、次はどうすればより上位になれるかを考え努力する』
そんな前向きな心を養えればいいのかなと思います。

まさに室伏さんが言うように、
 「金メダルは結果でしかなく、その過程が大切」なのでしょう。


気づいたことがあります。
  
  オリンピックで金メダルを目指せる人は、ごく限られた人ですが…、何かの目標に向け努力する過程は、誰でも万人が楽しむことができる。

それと、

  競争を『あくどく』勝ち抜こうとするところに、昨今巷で散見される「不正」や「偽装」が芽生えてしまうのではないでしょか。


今号も最後までご精読ありがとうございました。


◆ 出典・参考
1.朝日新聞 2008/1/7 社説「アポロ13号に教育を学ぶ」
(全文は下記に。但し閲覧はPCのみ可)
http://www.asahi.com/shimbun/teigen/teigen11.html

◆ あとがき
ちなみに、フィンランドなど北欧の大学の授業料はタダ。確か留学生もタダ。未来を拓く子供たちを大切にしている象徴だそうです。

家の娘達にも「北欧の大学に留学もいいんじゃない?」と勧めたことがありますが、今のところ親元からは離れたくないらしく、軽~く却下されちゃいました。

それでは、次号もお楽しみに。

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コメント

ご訪問、ありがとうございました。

楽しい、ブログですね。

ともりんご0308さんへ

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また、遊びに来てくださいね。

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