明日からまた三連休を利用して北海道に帰省する。父の見舞いに。
3週間ほど前は入院していたが、今は自宅療養中。
嚥下障害のため口から食事が摂取できない状態。
それからおやじは、「集中力が続かない」、「だから新聞も大きな文字
しか見ない」とも言っていた。
「そんな状態のおやじへのお土産は何がいいのか?」
この一週間ずっと悩んでいた。
悩んだ挙句、母に電話して変な質問をした。
「最近のおやじの趣味は何?」って。
人間って「食べること」ができない、つまり「口」が使えないってことは、
結構しんどいんじゃないだろうか?
その代わりとして、「目」とか「耳」で楽しみを見つけることになるが、
限度がありそうだ。やっぱり、
「うまいものを食べる」とか「うまい酒を飲む」ってのは、「人間としての幸福度」がすこぶる高いってつくづく感じる。
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さて、悩んだ末、準備したお土産は2つ。
1、
「日本のこども60年」(新潮社)という写真集
昭和20年から現代まで、それぞれの時代のこどもたちが、
その時代背景とともに写っている。
ダッコちゃんあり、べーごまあり、月光仮面もあった。
「集中力が続かない」おやじも、「写真」はそこそこ見るんじゃない
かなと思って。
それと、
おやじとおふくろが一緒に写真集を見ながら、
「あのころはあんなこともあったねえ」とか昔話する良いきっかけに
なるんじゃないかと思って。
もう一つは、
2、
「演歌のカセットテープ」 我が実家には、音楽再生装置としては「カセットデッキ」しか無い。
だから、カセットテープを買いに行ったのだが・・・、無い。無い。
今はみんなCDになってしまい、どこの音楽ショップもカセットテープは
置いていない。
そう言えばそうだなと思いながらも、技術革新スピードの早さに
改めて驚いてしまった。
あきらめて自宅に戻り、私の宝物エリアをゴソゴソ。
「あった」 森進一のベストが入ったカセットテープ。
(大学生のころ買ったような気がする・・・渋〜い大学生だこと!)
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この2つのお土産を持って明日飛行機に乗る。
喜んでくれるだろうか?カセット聞いてくれるだろうか?
いや、すぐにはそうしないかもしれない。一進一退の療養中なのだ。
でも、土産に込められた思いだけはわかってくれると思う。
何も言わなくてもわかってくれると思う。おやじもおふくろも。
おやじもおふくろも、プロだから。
「人の気持ちがわかる。思いやる。」ことにかけてのプロだから。
俺なんか足元にも及ばないプロ中のプロだから。
明日、そんなプロ達に会える。
ヤバイ、涙が止まらなくなってきた。
テーマ : 日々出来事 - ジャンル : ライフ
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